必要なのは、真似よりも差別化!

 

今日もブログにお越しいただき本当にありがとうございます。

 

私の町は人口8万人くらいの田舎なのですが、なぜか整体院がとっても多いです。

そんな中、大切になってくるのが治療の差別化です。

 

 

その差別化の一つに、冷えに対する整体を取り入れてます。

基礎体温を測っている方だったら、数値として変化が表れるので、とても分かりやすいですね。

 

 

なぜ、冷えに対してアプローチするかというと、人間の体は、体温が1℃下がっただけで、筋肉が固くなったり、免疫がおちたり、生理痛が

ひどくなったりと体に大きな影響があります。

 

 

なので、冷えがある患者さんは、体温を上げる必要がある。

今回は、血流を良くして、体温を上げる方法についてお伝えします。

 

1.人間の体で血流が悪くなりやすい場所

 

これは、門脈です。

 

門脈というのは、

脾静脈。

上腸間膜静脈。

下腸間膜静脈。

 

 

の3つの静脈で構成された、とっても重要な血管です。

 

 

なぜ重要なのか?

それは、胃や腸で吸収された栄養を、肝臓に運ぶ血管だからです。

 

 

門脈は重要なのですが、重力に逆らって下から上に流れる必要があるため、血流が悪くなりやすいのです。

 

内臓の血流は、腸までは上から下に流れるので、重力に従ってます。

 

しかし、門脈からは、重力に逆らうように下から上に流れなくてはならないのです。

 

 

2.門脈の血流をサポートしてあげる

 

なので、冷えの改善には、この門脈の血流をサポートしてあげると、良くなる方が多いです。

 

足先をさすったり、お腹を温めたりしている人は多いですが、門脈に着目している人はいないからです。

 

 

小腸をつかんで左右に回したり、左右に動かすようにして、腸の血流をアップさせます。

胃や脾臓も同じように調整します。

その後に門脈を調整するのです。

 

静脈も平滑筋が含まれています。

なので、血管を圧迫したり伸長したりすると平滑筋の収縮を促すことができます。

 

早い方では、その場で温かくなることを実感する人がいます。

その場で実感しなくても、基礎体温を測っている女性だと、グラフとして体温が上がってくることが分かるので、患者さんも実感しやすいです

ね。

 

 

 

ただし、注意点が必要です。

ソフトタッチで行うことが、効果を出すコツです。

 

ソフトタッチでも十分に血流は良くなります。

 

患者さんに痛みを与えるような強いタッチでの治療は、逆効果になるので、注意してくださいね。

 

3.まとめ

いかがだったでしょうか?

血流というのは、滞りなく流れているからこそいいのですが、どこがで滞ると血流が悪くなるんですね。

 

静脈の平滑筋の収縮を促して、血流を良くして冷えを改善していきましょう。

それが、患者さんの健康をサポートすることになり、治療の差別化につながるのです。

 

 

差別化できる治療技術を身に付けたい方はこちらをご覧ください。

 

 

 

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