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fromひらいしげと
もしあなたの担当している患者さんで、
・左の背中の痛みがとれない
・左の肩こりが慢性化している
・左肩に痛みがあり、通常のアプローチでは痛みがとれない
という患者さんがいたら、ぜひ今日のブログを参考にしてみてください。
筋系のアプローチで改善しない場合は、この沈黙の臓器が疲労している可能性が高いです。
現代人の食生活で、もっとも疲労しやすい臓器。
それは膵臓。
なぜなら、糖質過多の食生活を送っている方が多いから。
そして、膵臓が疲労すると、背中や左肩や左腰などの痛みが出やすくなるのです。
典型的な症状としては、この部分に痛みが出る方が多い傾向にあります。
![](https://primarytherapykyoukai.xyz/wp-content/uploads/2017/07/9e2a195224fb28bec5aa6d0027193a6d.png)
膵臓の疲労による痛みの場合は、膵臓にアプローチすると、上記の痛みが改善することが多いです。
1.膵臓の位置について
![](https://primarytherapykyoukai.xyz/wp-content/uploads/2017/07/cc245c9b998cf38ca21fb835529663e4.jpg)
膵臓は、胃の後ろにあります。
そのため、直接触ったりアプローチすることができません。
この膵臓の位置が、アプローチをしにくくしている理由なのです。
自分の施術が適切に行われているか分かりにくいんですね〜。
そして、膵臓は他の臓器と違って、形がはっきりしていません。
肝臓や腎臓みたいに、輪郭がはっきりしていないんです。
脂肪組織が少し固くなったような形をしています。
なので、エコーで見ても「これが膵臓だ」というようにはっきりしないんですね。
少々、アプローチするにはやっかいな臓器なんです。
そして、糖質を食べる限り必ず働く臓器です。
つまり、疲労しやすいんですね。
そのため、必ず評価をしてアプローチをしないといけないんです。
避けては通れないんですね。
2.膵臓をどうやって評価するのか?
![](https://primarytherapykyoukai.xyz/wp-content/uploads/2017/07/606bd088be56d9bccc43a11d08826781.jpg)
フィジカルテストとしては、左の背中が固くなりやすいので、
・体幹の回旋
・左肩の可動域
・深呼吸したときの左胸郭の可動性
などを評価すると、分かりやすいですね。
膵臓のみにアプローチした後で、再評価すると変化が分かりやすいです。
反射点としては、右の母指球になります。
右の母指球が固かったり、痛みがあるようだと膵臓が陽性の可能性が高くなります。
その場合は、右の母指球を押しながら、膵臓にアプローチすると、右の母指球が柔らかくなることを確認できるでしょう。
チャップマンの反射点としては、前側は右の第7と第8肋骨の間。
後面はT7とT8の棘突起の右側辺りになります。
その部分に、固さや痛みがあるようなら、膵臓を疑った方がいいという指標になります。
腰椎の関節の遊びでも評価できます。
なぜなら、膵臓はL1、もしくはL2の前側にあるからです。
腰椎の棘突起を押して、L1とL2に関節の遊びがなかったら、膵臓が疲労している可能性があるので、試してみてください(^^
3.簡単に膵臓にアプローチする方法とは?
![](https://primarytherapykyoukai.xyz/wp-content/uploads/2017/07/e367567b77e4ec194d6548ea89514577.jpg)
先ほど述べたとおり、膵臓は胃の裏側にあるので、どの程度押したらいいのか分かりにくいです。
かといって、強く押すとみぞおちが「うっ」となって、患者さんは一瞬で緊張してしまいます。
なので、L1を指標にしながらアプローチするのです。
L1の棘突起を触りながら、膵臓にアプローチします。
適切な圧が膵臓に加わっていれば、L1の棘突起が動くことが確認できます。
意外と弱いタッチで動くのでぜひ、確認してみてください。
膵臓は脾臓と連結しています。
なので、脾臓を触りながら、膵臓を左方向にリリースすると、脾臓が動くことが確認できます。
確認できたら、適切なタッチで膵臓にアプローチできている指標になりますよね。
これなら強く押さなくても大丈夫!
膵臓は胃の裏側にあります。
なので、胃を介してアプローチしてください。
水風船を押すようなタッチで、やさしく押してあげると、防御性の収縮が入らないので、患者さんもセラピストも安心ですよね。
膵臓アプローチで手を置く場所や、アプローチの方法については、以下の動画をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
糖質過多の現代人は、疲労しやすい臓器の一つです。
ぜひ内臓アプローチで、患者さんの健康に貢献しましょう!
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