こんにちは
プライマリーセラピーの小野悠成です。
今日は腎臓と体幹の可動域についてお伝えいたします。
はじめに、腎臓はただ横隔膜の下に浮いているわけではありません。
内臓はただその場所にあるのではなく、必ず膜や靭帯で支えられています。
今回お話する腎臓も腎筋膜という筋膜で支えられています。
そして、その腎筋膜は大腰筋・腰方形筋・腹横筋と連なっています。
中でも大腰筋は腰椎、腱を通して横隔膜の右脚・左脚と連結していますので、呼吸状態にも深くかかわります。
また、大腰筋は腰椎を正しく前弯させたり、異常な体幹の伸展・股関節の伸展を制御してくれています。
もちろん横隔膜との連結もあるので、下位胸椎の制御もしてくれています。
また、評価をする際には、反射点である腓腹筋内側頭に加えて、腎臓周囲の重さや腰方形筋のtone、腰方形筋の圧痛を確認して、前後差を確認するのもいいと思います。
今回、腎臓と小腸の2分程度の治療で、腎臓の反射点と圧痛点・体幹の伸展にどのような変化が出るのか、動画で撮ってみました。
結論は反射点の圧痛、圧痛点の圧痛は消失し、体幹の伸展は頸椎・胸椎・股関節に変化が見られ、協調的な体幹の伸展を促すことができました。
また、施術前にあった体幹の伸展時痛もなくなり、痛みの変化も出すことができました。
体幹伸展型の腰痛の多くは、脊柱・股関節の伸展を正しく出せていないことによるものが多いです。その原因になっているのが大腰筋や腸骨筋、腸間膜となります。
なので、腎臓や腸へのアプローチが必要となるということです。
腎臓を治療するときに、ただ反射点と腎臓の重さに注目するだけでなく、内臓と筋・筋と骨格の関係にも注目するだけでも今の臨床の幅が広がると思います。
今回は、腎臓から、腎筋膜、大腰筋・横隔膜、腸へのアプローチを行うことで、体幹の伸展を正しく出し、痛みも消失しました。
という内容でした。
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