腎臓アプローチをエコーで検証してみた！

いつもブログを見ていただき本当にありがとうございます！

プライマリーセラピー協会の平井です。

fromリッツカールトン東京のラウンジ

本日は腎臓アプローチをエコーで検証してみたご報告をするのですが、

その前に、そもそもなぜ腎臓にアプローチする必要があるのかについてお伝えします。

なぜ腎臓にアプローチするのか？

これは症状によって目的は変わってくると思います。

腰痛などにアプローチする場合

腎臓は周りを腎筋膜という筋膜で覆われています。

その腎筋膜は、大腰筋・腹横筋・腰方形筋などの筋膜と連結をしています。

つまり、上記の筋群が固くなり滑走が悪くなると腎臓にも影響があるし、

逆に腎臓の動きが固くなると、上記の筋群にも影響があるということが考えられるのです。

大腰筋や腰方形筋は腰痛の原因筋になることも多いですよね。

これらの筋群にアプローチをして、その場では腰痛が軽減するけど

また戻ってしまう場合、腎臓にアプローチするのも１つの方法となるのです。

体質改善を目的にアプローチする場合

腎臓の主な機能としては、イネイト・インテリジェンスでいうと排泄です。

（イネイト・インテリジェンス内なる自然治癒力、消化、吸収、排泄、成長、繁殖、適応）

つまり、肝臓の機能を高め解毒力を上げた後、

加水分解で毒を水に溶かして尿として排泄させたい場合、

腎臓にアプローチすることがあります。

骨盤にアプローチする場合

例えば、腰痛の原因が骨盤の可動性にある場合、

腎臓は大腰筋と筋膜連結していますので、骨盤の可動性に影響を与えます。

臨床で骨盤のモーションパルペーションという評価をして、

腎臓にアプローチしてビフォー・アフターを再評価すると、

驚くほど骨盤が柔らかくなることを経験します。

どうやって腎臓にアプローチするのか？

腹臥位でも背臥位でもいいのですが、

今回は背臥位でアプローチしてみました。

従来だと腎臓の直上から腎臓に刺激を入れていたのですが、

今回は、どこからアプローチすると腎臓をより動かすことができるか

エコーで見てみました。

結論から言うと、

上前腸骨棘のやや内側から、臍に向かって頭側に動かしたときに、

腎臓が大きく動くことを確認しました。

文章よりも動画が分かりやすいと思いますのでご覧ください。

このように、ここからアプローチすると、

腎臓アプローチの効果をアップすることができると思いますので、

ぜひ参考にしてみてください。

次回は、

このアプローチで動きを検証してみた！についてお伝えします。

それでは最後までお読みいただき本当にありがとうございました！