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『健康に貢献』を理念とし、
健康を通じて、心から幸せに、笑顔あふれる生活を提供する活動をしている
プライマリーセラピー協会代表のひらいです。
普段治療をしていて、内臓アプローチによってその場で体が軽くなったり、痛みが軽減したり、姿勢が変わったりすることって多いですよね。
しかし、次に来たときに戻っている患者さんっていませんか?
せっかく頑張って施術したのに、戻っているので少しがっかりしますよね?
患者さんもがっかりしているのがとても伝わってきます。
そんなときは、内臓の自動力をうまく引き出せていないのかもしれません。
今日は、その内臓の自動力についてお伝えします。
今日の内容を臨床で使っていただければ、自動力を引き出せるようなアプローチができるようになり、症状の戻りを少なくすることができるでしょう。
1.内臓の自動力とは
内臓というのは、安静時にもかなり動いています。
この動きのことを自動力と言います。
自動力は周囲の組織の影響を受けます。
例えば、猫背のような姿勢だと腹部は圧迫されるので、自動力を少なくなります。
寝ているときは、重力の影響を受けないので、自動力は大きくなります。
平滑筋を含む臓器が固くなると、自動力は少なくなります。
横隔膜・膀胱・腸・胃・十二指腸・子宮などですね。
つまり、自動力というのは、内臓の可動域のようなもので、動いているのが普通なのです。
この動きが少ないと、血流が悪くなったり、一定の位置のとどまるわけですから固くなったりしますよね?
それが、人間が本来もっている自然治癒力を妨げる原因になるのではと考えています。
特に、肝臓の自動力は横隔膜の影響を受けます。
横隔膜にくっついているからです。
そして、肝臓の自動力は、下に下がると腸を圧迫して腸を押すポンプのような役目をしています。
腸をポンプのように押すことで、腸間膜静脈などの門脈の血流を押し上げて、肝臓に流入させているという説があります。
肝臓の自動力が損なわれると、便秘にもなりそうですね。
2.自動力をエコーで確認してみた
肝臓の自動力というのは、文献では3軸に動くと言われています。
前額面では体の中心を軸に上下に動く。
矢状面上では、前後に回転する。
水平面上では、左回りに回転する。
など。
実際にそのように動いているかどうかを、エコーで確認してみました。(矢状面上の縦回転のみ)
結論から言うと、肉眼ではっきり分かるほどの動きは見られなかったです。
わずかに縦に回転しているようにも見えます。
ただ分かったことは、かなり安静時に動いているということ。
この自動力を意識しないでアプローチをすると、
自動力を邪魔してしまうことにもなります。
呼気には肝臓は頭側に。
吸気には脚側に動いています。
なので、この自動力に合わせてアプローチをする必要がありますね。
そうすると、自動力が大きくなった状態で治療を終えるので、同じような動きをするセルフケアを指導すれば、施術後の状態をキープできるというわけです。
自動力が上がり自然治癒力もあがるので、症状が戻りにくいですよね。
患者さんもうれしそうな感じが伝わってきます(^^)
まずは自動力を意識して内臓アプローチをしましょう。
自動力を意識したアプローチは先ほどの動画をご覧ください。
自動力を意識した内臓アプローチはこちらをご覧ください
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