内臓の解剖シリーズ第13弾「腎臓」

こんにちは、プライマリーセラピー協会の水島です。
本日もブログをお読み頂きありがとうございます！

今回は　【 内臓の解剖シリーズ 】 第１１弾　として
『 腎臓の解剖学 』　についてお話させて頂きます。

♦　腎臓

長さ：12㎝
幅　：7㎝
厚さ：3㎝

＜位置＞
右の腎臓：胸椎の12番～腰椎の3番
左の腎臓：胸椎の11番～腰椎の2番
肝臓が右側にあるので、右の腎臓の方が少し高くなっています。

♦　腎筋膜

腎臓は腎筋膜を持っており、前層と後層で繋がっているところが分かれています。

後層：腰方形筋、大腰筋、腹横筋
　　　この3つの筋が後層から筋膜として繋がっています。
　　　腎臓が重くなくなると、これらの筋肉の過緊張が起きると言われています。

前層：腹膜、副腎⇒横隔膜
　　　腎臓は腹膜後器官といわれており、腹膜の後ろについています。
　　　副腎は腎臓の真上に位置し、この副腎を介して横隔膜とも連結しています。

♦　腎臓の繋がり

＜右側＞
 
上側は肝臓・横隔膜
内側は十二指腸・大網
外側下方は上行結腸 と繋がっています。

＜左側＞
<
左側も右側を鏡にしただけなので、ほぼ同じですが、
上側は脾臓、外側下方は下行結腸と繋がっています。

腎臓を直接動かしてもなかなか緩まない場合は、
周囲を緩めてからアプローチすることをお勧めします。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました！

内臓アプローチに関する勉強法は