治療の繋げ方(大腰筋と腎臓編)

 

こんにちは

プライマリーセラピー協会の小野悠成です。

今日は姿勢と内臓の関係についてお伝えしようと思います。

 

はじめに、姿勢の観察・考察は誰しもが行うことかと思います。

姿勢の観察から筋肉の短縮や関節の変位、予測される動作の癖などを見ていきますが、内臓の視点を加えることで広がる視点があります。

例えば、骨盤のマルアライメントであれば子宮や腸、胸郭・肩のマルアライメントであれば肝臓、胸腰椎移行部から腰椎であれば腎臓など、〇=△となるわけではありませんが、一つの可能性としてみることができます。

 

よくある猫背であれば、呼吸器が外部からの有害物質を入れないようにするために胸郭を縮ませ、背部を丸くすることもあります。

猫背が何らかの問題点としたときに、肋間や脊柱の治療をされるかと思います。それは、肋骨や脊柱自体の治療にもなりますが、同時に肺が動く余地を与えている治療ともとらえることができます。

このように、知らず知らずのうちに骨格の治療から内臓の機能を向上させる治療を行っていることになります。

 

 

一括りに悪い姿勢として、代表的に取り扱われるkendallの姿勢パターンのように様々な姿勢がありますが

私の考える悪い姿勢とは、筋性の支持の割合が減り、骨性の支持が増えてしまった姿勢だと思っています。

では、どの筋肉の支持が減ってしまったのでしょうか?

 

特に腹部・腰部・股関節が身体の中心となり身体を支えますが、その要となるのが、インナーマッスルである腸腰筋です。

加えて、腹部のボックスを形成するのはコアマッスルです。

私は、これらの筋肉が機能低下を起こしたときに、姿勢の崩れが始まると思っています。

 

そして、これらの筋肉は身体の中でも深部にあるため、内臓の影響を大きく受けてしまいます。

 

例えば、腸腰筋に機能障害があり、腰椎から股関節をうまく支えることができていないとします。

その時に注目するのが筋であれば腸腰筋・横隔膜・中殿筋・腸腰筋停止部あたりが中心になります。

しかし、その機能障害が内臓由来だとしたら、上記の筋に関連して腎臓・肝臓・腸・胃・脾臓・子宮も見ていかなければ、いくら筋肉にアプローチしていても根本的な問題解決には至りません。

 

では、特に重要視される腸腰筋、特に大腰筋に関してですが、リラクゼーションするのが難しい筋肉です。

その大腰筋と腎臓の繋がりを感じるために、アプローチしてみてください。

 

治療の繋げ方(大腰筋と腎臓編)

 

まずは大腰筋のトーン・圧痛・股関節の可動域・筋力あたりを評価してみます。

次に腎臓の位置を確かめますが、わからなければ第12肋骨あたりにあるか少し下垂しているかなのでそのあたりに手を当て、やや腎臓を圧迫するつもりでどの方向に行きにくいかを確認して、そのいきにくい方向に動かして待ってあげます。

その後に、大腰筋・股関節の評価をしてみると腎臓のアプローチだけでも変化がみられることがわかります。

その後に改めて大腰筋のアプローチを行えば、圧痛も少なく治療時間も短縮されます。

 

大腰筋のアプローチを行うときには、ぜひ試してみてください。

 

大腰筋と腎臓の治療展開の詳細については

こちらをご覧ください。

 

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